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2017年4月 7日 (金)

「弁当の日世代」を作りたい~ 「弁当の日」情報交換会報告(2)

今日も「弁当の日」情報交換会報告です。
 
午後からはまず弁当の日実践者たちによる発表がありました。
 
club「料理のすすめ~自分で作るカンタンごはん」 鎌田 早紀子氏 
 
小学校の栄養教諭で、京都で「料理ができる子ども」を育てる「室町子どもクッキング」に関わっておられました。その時の人気レシピが一冊の本になりました。
子供さんだけでなく、お母さんたちにも人気だそうです。
学校の先生がこのように積極的に活動していただけると、本当にうれしいですね。
 
club「PTAで学校と保護者がつながる”弁当の日” 清水久美氏
群馬県高崎市PTA連合会会長として弁当の日を実現するために奔走されました。
 
club「パートチームによる食育・弁当の日推進活動」
岐阜県のスーパー「主婦の店」のパートさんたちが、弁当の日を実現するためにいろいろな活動をされた報告でした。
パートさんも皆さん主婦であり、母でもあり、この取り組みに賛同して精力的に活動された様子が伝わってきました。
 
 
spadeその後、九州大学 持続可能な社会のための決断科学センター 准教授 比良松道一氏による参加型ワークショップがありました。
いくつかのグループに分かれ、軽く自己紹介をした後、いくつかのテーマについて自分の考えを紙に書き、グループの方とシェアしました。
「子供が料理ができることのメリット」「できないことのデメリット」
では、子供が料理してくれることで、親も忙しい時に助かる、万が一の時に安心との声もありました。
昔はそうして子供も家事を分担するのが普通だったのですよね。いつからか、子供は勉強だけしていなさいになってしまったのでしょう。
「子供たちに伝えていきたいこと」
では、私は「健康のための正しい食生活 世界でも認められた和食を中心とした食生活」と答えました。ほかにも幼稚園の栄養士さんで同じ思いの方があったのがうれしかったです。
 
 
比良松先生は、弁当の日に感銘をうけて、大学で新入生に自炊を勧める「自炊塾」をされています。そこでも和食を推奨されているとのことです。
実はアトピーなんか飛んで行け!の会に入会された子で、アトピーが治って成績がどんどん上がり、志望校を変えて九大に合格した子がいます。
一人暮らしになったらまた食事が乱れて再発するのではとお母さんは心配しましたが、幸い自炊塾に入ることができて、お弁当までもって行くようになって、再発もなく過ごしているそうです。その話をすると、とても感激していただきましたが、「誰かな?」と思い当たらないくらい今は症状がないんですね。
他にもアトピーだったけど自炊塾に来だして治った子がいるのだそうです。いい食事にすれば治るのは当たり前です。
でも、一人ではなかなか続けるのは大変。仲間がいるのはありがたいですね。
比良松先生は今ほかの大学にも自炊塾を広げるために活動をされています。
こうして大学生にも広がってほしいと思います。
 
この情報交換会を取り仕切っている「おたべの会(大阪に竹下先生の弁当の日を広げる会)は北大阪は活発で、校長先生や栄養士さんなどたくさんの方が参加していますが、南大阪はスタッフもほとんどなく、講演会もほとんど実現できていなかったのですが、今年は和泉市で講演会が実現することになりました。これを契機にどんどん広がってくれるとうれしいです。
 
 
竹下先生が今回の告知ブログを読んでくださったそうで、情報交換会の中で私の活動とマニュアルを紹介してくださいました。
おかげでいつもより多く買っていただき、余った分も竹下先生、比良松先生が買い取ってくださいました‼
おかげで帰りは荷物も軽く、心も温かく家路につくことができました。shineshine


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2017年4月 5日 (水)

「弁当の日世代」を作りたい~ 「弁当の日」食育情報交換会報告(1)

先週の木曜日第9回「弁当の日」食育情報交換会に行ってきました。
 
竹下先生の基調講演 と 弁当の日実践者たちによる発表、九州大学 比良松先生による参加型ワークショップがありました。
 
竹下先生の講演を聞くのはもう6回目?
先日のブログ「弁当の日ってしっていますか?」にも書いた通り、相手の話にじっくり耳を傾けてくださる先生で、
スタッフの顔は全員覚えるようにしているという方です。
なので、講演にはたくさんの方のエピソードが盛り込まれています。
とても辛かった思い出、おばあちゃんにお料理を教えてもらった思い出、
高校生の性の乱れ、若くしてお母さんになってしまった人の実態、大学生の食の乱れ、お弁当を作ってみて気づいたことなどなど。
 
講演の度に新しいエピソードが加わったり、新しい見解が加わったり、なので何度聞いても新しい気づきがあります。
 
竹下先生の講演のベースには
「人は置かれた環境に適応する」というキーワードがあります。
愛情いっぱいに育った人は子供や周りの人に愛情を与える、素敵な大人になることができる。
「この子さえいなければ楽しく暮らせるのに」と言われながら育った人は自分を愛することができなかったり、自分の子供にも愛情を注ぐことが難しくなったりする。
おいしいご飯を作ってもらって育った人は、自分の子供にも作ってあげることができる。
 
調理を楽しいと感じる。
出来合いのものばかり食べさせられて育った人は、料理など面倒くさい、苦痛と感じる。
 
 
 
かわいそうな話を聞いたときに、それに共感できたり悲しい気持ちになったりする人は脳の前頭前野という所が発達している人。
前頭前野はヒトをヒトたらしめ,思考や創造性を担う脳の最高中枢であると考えられています。
そこが発達するには人らしい周りの環境が必要ということです。
しかも脳は3歳までに70パーセントが出来上がり、6歳で神経細胞の分裂がほぼ終了、その後は神経細胞同士のつながり(シナプス)の増加を経て12歳ころまでにほぼ完成します。前頭前野は8歳から19歳ころに育つのだそうです。
その一番大事な時期に日本では今受験戦争で勝ち組になることばかり教え、相手の気持ちを思いやることや自分で生きていく力をつけることをないがしろにしているのです。
 
しかし、悲観することはありません。
竹下先生のもう一つのキーワードが
「人は環境を変える脳を持っている」なのです。
どんなに悲惨な環境で育ったとしても、過去を変えることはできません。
でも、未来の環境は自分の手で変えることができるのです。
 
今回先生は「弁当の日世代」を作りたいと言われました。
新人類世代、ゆとり世代などと言われるように、これからは弁当の日をきっかけに
子育てが楽しいと言い切る世代、いい未来を残そうとする世代を作りたいと。
 
そのためには、できるだけ多くの子供たちに「弁当の日」という生前贈与を行い、
幸せな生活が送れるように「見えないプレゼント」を大人たちが贈ろうというメッセージです。
 
 
今回当会からは4人が参加しました。少しづつでも賛同者が増えるよう、私も心掛けたいと思います。
 
前頭前野について調べてみました。
 
 
「前頭前野損傷によって生じる障害に関し、脳科学者ペンフィールドの姉の例を紹介しよう[2]。彼の姉は前頭前野に脳腫瘍ができたため,その切除手術を受けた結果、例えば「料理」のような行動が困難になったことが報告されている。料理は,ヒトが行う極めて知的な作業のひとつである。献立を考え,必要な物をリストアップし,買い物をし,調理をするという一連の多彩な能力が要求される。調理の部分だけとってみても,材料によって違った処理が必要で,個々の材料を処理する方法や,処理する時間,火加減,味付けなど考えながら,しかも,そのいくつかの作業を並行して処理しなければならない。作った後にはできあがった料理をどのように美しく盛りつけするか,どのような順序で出すのかも考える必要がある。前頭前野に損傷を受けると,このような順序だった行動の組立をする,つまり段取りをうまくとる事ができなくなってしまうのである。 」
 
つまり、弁当の日でこれら一連の作業を経験することは、前頭前野を育てることにもなるのですね。
そして、「弁当の日」は一度きりではなく繰り返すことが肝心です。一回目の失敗を生かして次にはどうしたらいいかを考える力、もっと良くするにはどうしたらいいかを考える力を育てることが重要なのです。
 
私たちの会でも、なるべく自分で調理をして健康な食生活をすることをお勧めしています。
これは単に皮膚に良いだけではなく、健全な脳を育て、健全な人間性を育てることにもつながるのです。
 
7月9日に日本綜合医学会関西大会での発表
7月23日には地元和泉市でのちょいず(和泉市あなたが選ぶ市民活動支援事業)の講演会が決定しました!
詳しくは後日お知らせします。
どうぞご期待ください。
 


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2017年3月25日 (土)

「弁当の日」って知っていますか?

「弁当の日」は2001年香川県滝宮小学校の校長先生だった竹下和男先生が始められた取り組みです。
当時学校が荒れていて、何とかしたい思いから始められたとか。
 
現代は受験戦争で何よりも勉強が優先、人を蹴落としてでも成績を上げることが求められます。
そのためには小さい子の大好きなお手伝いも、料理も一切させず、ひたすら学校と塾や習い事の往復のような生活も珍しくありません。
そんな中では人への思いやりも、愛情も育ちません。
 
「弁当の日」には子どもが自分でお弁当を作って学校に持って行きます。 何を作るかを決めることも、買い出しも、調理も、弁当箱に詰めるのも、片付けも、子どもがします。親も先生も、その出来具合を批評も評価もしないという約束です。
この取り組みを通じて、子どもたちは調理の大変さを実感し、作ってくれる人への感謝の心を知り、自分でやりきることにより自己肯定感が育まれます。また失敗の中から多くを学び、生きる力を身に付けていきます。
大人たちは見守る大切さを知り、子どもの成長を通じて子育てが楽しいと思えるようになります。家族団らんが増え、家庭に笑顔があふれるようになっています。
この「弁当の日」に共感する人がどんどん現れ、全国に広がりはじめています。2016年12月現在、「弁当の日」実施校は全国で1800校を超えるまでになりました。
 
私は2年前に初めて竹下先生にお会いしましたが、アトピーなんか飛んで行け!の会の取り組みをお話ししたところすぐに「素晴らしい!」と言ってマニュアルもお買い上げくださいました。
今までに数え切れなくらい多くの人に当会の取り組みについて話してきましたが、全く聞く耳を持たない人も多く、心が折れそうになることもしばしばです。
それに比べ竹下先生は相手の人の話にじっくりと耳を傾けてくださる温かい先生で、とても感動しました。
それ以来、年2回のイベントのお手伝いをするようになりましたが、お会いすると「アトピーの人にはマニュアルを紹介しているよ」と言ってくださったり、論文をお見せすると「頑張っていますね」と励ましてくださったり、いつも力をもらっています。
 
こんな竹下先生のお話を聞いたり、弁当の日の取り組みをしている方たちとの情報交換の機会が3月30日に大阪であります。
私も参加し、マニュアルの販売も行います。ぜひ会いに来てくださいね。
 
日時:2017年03月30日(開場10時 開演10時40分)
開催場所:大阪ガス ハグミュージアム 5F ハグホール
(大阪府大阪市西区 大阪府大阪市西区千代崎3丁目南2番59号)
 
参加費:1,000円(税込)
定員:150人(先着順)
 
主催:おむすびの会 関西 ”弁当の日” 応援団
 
参加申し込みはこくちーずもしくはFAXでお早めに!
こくちーず
チラシPDF


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2017年3月24日 (金)

地域情報誌に載ったらアマゾン売り上げがすごいことに!

昨年暮れに取材を受けた地元の情報誌泉北コミュニティの記事がやっと掲載されました!
私たちの活動を上手にほぼまとめて伝えてくださっています。
これで泉北の皆さんに情報がたくさん伝わるといいなと思いました。
 
Sennboku2017317_3
期間限定ですが、泉北コミュニティページでも読めます。
 
実をいうと、取材に来られた記者の方は初めは私の話を疑い深く聞いておられ、「怪しんでいる」感じがヒシヒシと伝わってきました。
怪しいアトピービジネスの依頼も多いのか、読者さんに変なものは紹介できないという思いが強いのだろうとお察しします。
 
ところが、10年以上も会員を続けてくれているお二人が体験談をお話しすると、だんだん表情や言葉が変わっていくのが良く分かりました。
患者の体験談というものは、やはり大切なんだなということを
実感することができました。
 
掲載のお礼のメールをすると、早速「マニュアルはどこで買えるのか」と編集部にお問い合わせが入って、
アマゾンを紹介してくださっているとか。
どうりで最近アマゾンの売り上げが多いのですね。
昨日あたりからは在庫20冊以上あるのがどんどん減ってとうとう8冊に!
追加されてもまた減っていっている状態です。
 
Amazone2017324_6
地元ではなかなか認知されなく、アトピーのひどい子を見かけるたびに胸が痛むので、少しでも救われる人が増えてくれるといいと思います。
7月には和泉市で講演会を予定していますので、ご期待ください!
 
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2017年3月16日 (木)

牛乳の多飲で無脳症に!

ちょっと古い話になりますが、日本綜合医学会東京大会 2015.7.26での講演をご紹介します。

この講演はとても衝撃的でもあり、私が想像していたことそのものでもあり、とても参考になりました。

講演は市立伊勢総合病院の産婦人科医の中山尚夫先生でした。

1940年三重県生まれの方ですが、医師になりたての頃、四日市市の病院に勤務されたそうです。
当時は環境汚染が深刻な時期で、四日市ぜんそくという言葉もあり、喘息の患者さんがとても多かったそうです。

 


でも、もっと深刻だったのが奇形児の多さ、特に無脳症の子どもの多さでした。(脳がないので、当然生まれてすぐに亡くなります)
でも喘息と違い、世間に知れると家族の縁談などに障るため、あまり表ざたにはされたなったそうです。
環境のせいか?と思いきや、空気のきれいな桑名市の病院に移っても状況は同じだったそうです。
そこで、これは何かあると思い思い当ったのが、牛乳の多飲。


当時は栄養をたくさん摂らせるためと言って、妊婦に毎日一リットルの牛乳を飲むように指導していたそうです。
そこで肉、乳製品、卵を食べないように指導すると、奇形児が生まれなくなったのだそうです。

現在ゼロ歳から4歳までの子どもの死因はトップが事故死ですが、二位は奇形だそうです。
5歳から10歳ではトップが小児がん、二位が奇形(ダウン症など)だそうです。
これもあまり表には出にくい数字なのでしょうね。

奇形児が増えているとの話は他でも聞いていて、食品添加物や環境汚染のせいと主張する人が多いのですが、
私は食べ物のせいと思っていました。それを実証しているお医者さんがいたんですね!

(ただ、中山先生はホルモンやガラクトースが問題と考えられているようでした。)

午前中の芦刈先生の講演でも、脳の構成成分は脂質60%、タンパク質40%。脂質の内訳はコレステロール50%、リン脂質25%、ドコサヘキサエン酸25%と言われていました。
リン脂質のほとんどにはリノール酸が含まれています。
つまり、牛乳や肉の多食によりリノール酸や魚からの油が不足している人は、脳の構成成分が不足するので、障害が起きると言うことです。
実はうつ病や認知症、アルツハイマー病も同じと言われていました。

ですからいつも言っているように、特に小さい子どもはタンパク質ばかり気にせずに油の質や量も気にしないといけないのです。

講演後お話をさせていただき、マニュアルを渡しました。
今は市立伊勢総合病院で食事指導を中心とした漢方外来をされているとのことで、「これからアトピーの患者さんが来たらこの本を紹介しよう」と言ってくださいました。
給食の診断書も書いてくださるとのことです。(牛乳はOKですが、お肉は難しいかもしれません)

日本綜合医学会には、実際に食事指導でいろいろな病気を治しているお医者さんがたくさんいらっしゃるので、今までは想像でしかなかったことが、やはり間違いではなかったと確信を持つことができます。
ただし、まだ「オーバーフロー、栄養素の不足」の考え方は浸透していません。

今後はもっと科学的に証明して会員の皆さんにも認めてもらえるように、頑張るつもりです。


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2017年2月25日 (土)

食養学院へのお誘い

前記事で、日本綜合医学会へのお誘いを書きましたが、今回はここが運営している食養学院へのお誘いです。
 
20160628113154_00002 食養学院は日本綜合医学会の先生たちの指導により、食養に基づく日本型食生活と健康について学ぶ通信講座です。
開講時に大量の本が届き、それを期限までに読んで送られてくるテスト問題に回答して送付するという形ですので、多少忙しくても地方に住んでいても受講が可能です。
 
日本綜合医学会の定款第3条に「目的」として次のように述べられています。
(目的)
第3条 この法人は、医・食・農・水についての古今東西の良識叡智を集め、国民に対して食を基本とした疾病の予防を実現するため、総合的な医学・医療に関する研究と普及及び人材の育成を図ることで、国民の健康の開発と増進に貢献することを目的とする。
 
食養学院には基礎、中級、上級とあり、基礎は食養の基本的なことを学びます。正直私はすでに読んでいた本が多かったのですが、農の健全性について詳しく学ぶことができてよかったと思います。
アトピーなんか飛んで行け!の会に出会って食生活の改善を始めた皆さんにも、ぜひ食養の基礎的な部分は学んで欲しいと思っています。
また、スクーリングが各過程一度あるのですが、同じ志の先生、生徒たちに会うことができるので、とても刺激になります。
食養生はまだまだマイナーでとかく孤独になりがちですので、とても良い機会になると思います。
 
 
中級、上級になるともっと学会会員の医師の皆さんのテキストが増え、専門的な部分も出てきますが、「食養アドバイザー」「食養指導士」の資格がいただけ、家族や周りの方へのアドバイスもできるようになります。国家資格ではないので、これだけで職業としては活用できる場面はまだ少ないのですが、医療関係の資格を持っている方にとっては、とても有用だと思います。
医療関係の皆さんはぜひご検討ください。
 
食養学院で学び、それを生かして「食養教室」をされている芦刈伊世子医師の「365日、玄米で認知症予防」より少しご紹介します。

 

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「私が食事の大切さに気付いたのは、精神・神経科の医師として、漢方のことを学びたいと思ったことがきっかけでした。漢方の先生に、「漢方をやるのだったら、まず食養を勉強しなさい」と言われ、NPO法人・日本綜合医学会が開講している食養学院の通信講座で学ぶことになりました。食養とは、「体は食べ物でできている」という考えから、「自然の法則に沿ったもの、日本の伝統的な食習慣を大事にすることで、健康を保つ」ことを目指すものです。
 食養講座の初級過程を終え、中級を受講していた頃、子宮がん検診を受けた私は、異形細胞が少し入っている段階の「境界」と診断されました。当たり前ですが、私もがんになる可能性があったのです。家族に目を向けると、思春期の娘はニキビだらけ、息子は尿酸値が高いといわれ、夫も生活習慣病が発見されました。
「ああ、これは私がきちんとした食事を作らないせいだ」と猛反省し、食養で学んだことを本気で実践しました。そうして、三か月後に再検査をしてみると、私のがんの疑いはきれいに消えていました。夫や子供たちの健康問題も解消されたのを見て、体は食べ物でできていることを確信し、食事を変えれば、体は三か月で変わることを知りました。
 その後、食養講座の上級過程に進み、北海道でのスクーリングに参加したときのことです。参加者全員で話し合う機会があり、そこで聞いた意見に、私はハッとさせられました。「医者は薬を出して、病気の説明はしてくれるけど、肝心の予防の仕方は詳しく教えてくれない」とみんなが言うのです。
 これまで私は、うつ病の人や更年期うつの人を数多く診てきました。若い頃にうつ病を患った人、更年期うつを経験した人は、認知症になるリスクが高くなることもわかっています。そうであれば、今現在、私のクリニックに通院している人にこそ、食養のやり方を伝え、できるだけ早くから、認知症を予防する食事を実践してもらわなくてはなりません。そのような経緯で、私はグループセラピーの一つとして、「食養教室」をスタートさせました。」
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ちなみに、この食養教室は同期の食養指導士の方2人が一緒にされています。食養学院で学ばれている医師のみなさんは「こんなことは医学部では全く学んだことがない」とおっしゃいます。もちろん薬学部でも学びません。
こんなに重要な内容も、西洋医学一辺倒の大学では学べないことなのですよね。
 
アトピーなんか飛んで行け!の会でもいづれは、オーバーフローモデルの考え方に基づいた食生活のアドバイスを詳しくできる人を養成したいと考えています。
そのためにはまず東洋医学的な考え方を学んでいただく必要があります。
独自で教育をする力はありませんので、日本綜合医学会の食養学院の受講(食養指導士)を必須としたいと考えています。
ご希望の方は受講してください。
 
食養学院は4月開講で、前年の11月ころから募集が始まります。2月中に申し込むと早割が利用できます。どうぞお早めに!
受講については、事務局までお問合せ下さい。


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NPO法人日本綜合医学会へのお誘い

最近は「食育」という言葉が独り歩きして、とんでもない内容でも、ジャンクフードの企業でもこの言葉の元消費者を呼び寄せようとしています。また、食品添加物や農薬などばかり気を付けて基本的な食生活の内容をないがしろにしている人たちも目立ちます。
健康食品やサプリなど健康の不安を掻き立てて売りつけようとする動きも大変多くなってきました。
このような中、情報が溢れすぎて本当に健康にいい食生活が一体何なのかわからなくなっている人も多いと思います。
 
私も2013年から参加している日本綜合医学会は、明治の食医・石塚左玄が創始した「食養」の思想を継承するため、1954年に東京大学名誉教授・二木謙三博士(文化勲章受章者)を初代会長として設立されました。
食養は石塚左玄(1851年生まれ医師、薬剤師)が玄米菜食を中心にした、伝統的和食の指導で多くの病を治した実績から、「食は命なり」と提唱した健康長寿法です。
石塚左玄はじめ歴代会長の多くもそうですが、ご自分や家族などが病弱だったり大病を患ったりしたのをきっかけに食の大切さに気付きこの道に入られています。
左玄は「食事も修行である。食事で人格形成ができる。食を道楽の対象にしてはならない。」と説き、「食育」という言葉を初めて使ったのも左玄なのです。
 
食の選択原理は以下の5つです。
① 食本主義
② 人類穀食動物論
③ 身土不二の原理
④ 一物全体食の原理
⑤ 陰陽調和論
 
日本綜合医学会は設立以来60年余、食養の理念にもとづき、玄米・野菜・豆類・少量の魚を中心とする伝統的な和食を望ましい食として推奨、普及に努めています。
 
私の場合、食養の考えをベースにアトピーが治る食生活とそのメカニズムを独自に考え広げてきましたし、同じように生活習慣病も治ると確信していましたが、この学会に入会して、同じように実行している医師がたくさんいらっしゃったことがわかり、一人で頑張らなくてもよかったんだ!とホッとしました。
しかし、食養生によってアトピーや生活習慣病が治るのは明らかであるのに、なぜそれが広まらないのか、西洋医はなぜ耳を傾けようともしないのか。それを考えなければいけないと思っています。
今まで東洋医学系では各自がそれぞれの経験から独自の手法で食養生、代替え療法を行ってきたと思います。また、中医学などは勉強してみようと思っても専門用語が多く敷居が高いのです。
それぞれが違う言語で話しているようなもので、これでは相手に伝わるわけがありません。
 
4代目会長の沼田勇先生は「食養の内容を一般医師にも納得できる科学的内容に切り改める必要がある」とおっしゃったそうですが、やはり科学的なデーターの集積が重要です。
一個人が集めることは不可能に近いので、日本綜合医学会こそが、率先してその集約の任を担うべきで、食養を実行する人の食事改善の前後のデーターを集めてそれを示すべきだと考えています。
今食生活に対するいろいろな説が飛び交っています。科学的なデーターを集めることによって、どのような内容が適量かも見えてくると思うので、日本綜合医学会としての適量を科学的根拠をもとに示すべきだと考えています。今後に期待したいと思います。
 
日本綜合医学会は、医師・歯科医師・学術専門家を中心に、薬剤師・看護師・保健師など医療従事者、鍼・灸・マッサージ・整体などの療術をはじめ、食養・断食療法・物理療法・手技などに携わる人や、栄養士、健康食・自然食品の製造・販売の関係者、農業生産者、健康に関心をもっている方々など、幅広い人々が会員になっています。
上記の関係者だけでなく、日本的食生活に関心のある方、生活者、どなたでもご参加できます。
ぜひ会員になって、本当に健康的な食生活の研究、学習、普及を目指しましょう!


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«「アトピー・喘息の食事療法研究プロジェクト」がちょいず(和泉市あなたが選ぶ市民活動支援事業)に選ばれました!

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